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2006年 10月 08日
三ヶ月が過ぎたある日〜

 納車から三ヶ月程経過した頃、会社の先輩からBBQに誘われました。

 カプリスのお披露目も兼ねて、相変わらず気分によってウインドーが閉まらなく
なったりしていて不安だったんですが、遠く離れた海老名の河川敷まで行ってきました。

 その先輩は後輩の面倒見が良く、料理の腕は最高だったので朝早いのも
気にならず気分よく自宅を出発。

 AM9:00頃お茶の水付近で後輩一人をピックアップ。
遠くから確認できたその後輩は、こちらに気が付きなぜか大爆笑・・。

 【 いやぁ〜○○○さん、なんスかこれ〜!? 】<後輩>

 【 おはよう  どう? 】<オレ>

 【 どう? ってちょっと恥ずかしいっスよ〜 】<後輩>

 【 いいから乗れ! 】<オレ>

バタンッ・・・  ブロロロロ〜・・・・。
 【 なんでこんなに乗り心地悪いんですか? 】<後輩>

 (そうだよなぁ〜・・ 普通の人からしてみれば、やっぱりそんなもんだよねぇ〜)
 なんて思いつつ・・・
 【 まぁ気にすんなよ 】<オレ>

 なんてほのぼのとした会話を楽しみつつ、渋滞に巻き込まれながらも2時間後に
無事先輩宅に到着。

 ・・・・したはいいが、もろ住宅街で路が狭く近所のおばさんや対向車の冷たい
視線が突き刺さります。
 先輩の奥さんも、言葉を失っています。
なんだか自分が犯罪者にでもなったような気分にさせられます。
先輩も車には全く関心がないので、特にコメントはありませんでした。
(悲しい・・・)

 なんとか先輩宅の駐車場にカプリスを停め、いざBBQへ・・。

 ・・で結構暗くなるまで奥さんの友人も含め、5人で楽しんだまではよかったんですが・・。

やっぱり来ましたよ  この時が・・。

 
 後輩を一之江の自宅まで送り届けた後、環七内回りを自宅に向けて走っていると・・。
立体交差の下りに差し掛かった付近で突然、 [ ブチン!・・]という音がインパネの
辺りから聞こえた途端、焦げ臭い匂いがして更に、ハンドルが重くなりライトも真っ暗、
ブレーキも効きましぇ〜ん。

 ・・もうパニックですよ。
とにかくブレーキを思いっきり踏み込み、下りを慣性で走り続けるおばかさんを
なんとか止めようと必死です。
(ヤバい! まさかエンジン燃えてんのか?)
もぉ〜冷や汗ダラダラです。

 偶然にもその先の信号は青で前方は障害物無し、後続車もいなかったので
その一瞬の後はワリと冷静に路肩に寄せて止める事ができました。

 フードを開けるが、幸い火は上がっておらず配線がショートしたみたい・・。

 ソッコーでJAFを呼んで、来て頂いたんですが・・・
 【 ごめんねぇ〜 おじさんお手上げだわぁ〜  でも凄い車だねぇ〜これ 】<JAFの方>

 【 やっぱりダメかぁ〜 】<オレ>

 【 どうする? どこまで牽引していく? 】<JAFの方>

 【 自宅まで行っても自分ではどうしようもないんで、ショップに相談してみます 】<オレ>

 【 分かりました。 連絡してる間にレッカーの準備するね 】<JAFの方>

 【 ハイ  お願いします 】

 この時点でPM11:45でした。
ショップの社長のケータイに遅くに悪いとは思いつつ、電話。

 【 ハ〜イ おつかれ〜 どうしたのぉ〜!? 】<社長>
 (いつも明るく元気です。 助かった〜 電話出てくれて)

 【 カプリス止まっちゃいましたぁ〜。  すいませんが今から工場に運んでもいいですか?】<オレ>
 
 【 ん〜  イイヨ〜  じゃぁ待ってるよ〜 】<社長>
 (よかったぁ〜  明日仕事だし)

 【 じゃぁ 今から向かいますんで、一時間後位になると思います 】<オレ>

 【 気ィーつけてねぇ〜 】<社長>

ここで一段落と思いきや、予想外の事態が・・・・。

 ええぇ〜〜〜!?  そんなぁ〜〜〜!

 
 なんと積車から幅も長さもはみ出てしまう為に、載せられません。
信じられません。
 この車に載らないという事は、JAFの全ての積載車、牽引車では対応できない
とのコト。

 【 残念ですが、業者を紹介しますんでそちらに頼んでもらえますか? 】<JAFの方>

 【 はいぃ〜 やっぱり実費負担ですよねぇ〜? 】<オレ>

 【 そうなります 】<JAFの方>


 ・・・てなコトになりました。
そこからまた業者を呼び、一人寂しく待つ事30分・・。
すんなりカプリスは積車に載り、ショップへ向けてレッツゴー。
BBQから帰ってきた路そのまま戻ってます・・・・。
この時点でAM1:00です。

 やっぱりレッカー屋さんのお兄さんはとても車好きで、質問攻め・・・
 その後、女の話題で盛り上がり無事ショップに到着。  ・・AM2:00

そして帰りも乗せていってもらい、自宅に着いたのがAM4:30・・・。
 本来は、その場での現金払いが条件みたいなんですが、なぜか私のコトをとても
信頼してくれて

 【 信用してるから、後日銀行振込でイイヨ 】

 とのコト。

 有り難う ありがとう お兄さん!!
 カプリスが不動になったにも関わらず、なぜか気分が上がり気味・・?


 なんともしんどい一日でした。    


 ¥44,000也   ・・・・ レッカーは呼ぶもんじゃぁありません。


 

 原因はやっぱり配線でした。
引き直してもらい、ひと月後に引き取りに行ったんだけど・・・・  『 つづく 』


  
 
 

 









  

# by dms74caprice75 | 2006-10-08 18:52 | Lowrider
2006年 10月 07日
2001 Kick Offです。

 ちょっと過去を振り返ってみましょう。

もっと以前のショーの写真も載せたかったんですが、
デジカメを購入したのがこの年だったので・・・。

当時は400万画素のカメラで7〜8万もしてたんです。
それはさておき、いってみましょう。

まずは、Jeyz '63【 Rollin' 8 Ball 】です。
2001 Kick Offです。_e0097338_202320100.jpg

いやぁ〜  まいった!  渋い!!  渋い!!!  あんたはえらい!!!!
今観ても素晴らしいの一言しかいえません。

2001 Kick Offです。_e0097338_2029768.jpg
 本当にこの'63にはヤラレました。
'90年代後半にチャールズクレイトンの'61【 8 Ball 】と
並んでエントリーしていた時があったんですが、
あの時の衝撃は今も忘れる事ができません。
しかも当時私は六本木で働いていて、偶然にも深夜の六本木
をクルージングする、【 8 Ball 】を筆頭としたHOMIESの
ローライダーを目撃してしまったのです。

 目の前を横切るあまりにも美しすぎるインパラ・・・。

 そして六本木のブラック連中に煽られ、
ホッピングを決めるインパラ・・・。

この時にその後の人生を決められてしまった様に思います。
(ちょっと大げさかな・・・?)

ホントにこの時は鳥肌もんでしたよ!   一緒にいた連中は「 何だありゃ・・? 」なんて
ぬかしておりましたが、自分は「 いつか絶対にローライダーになってやる 」って
思いましたね。

 素晴らしい体験でした。

でもその後、【 Rollin' 8 Ball 】はオーナーも変わり、とんでもない運命を辿ったそうです。


では次です。
こちらも Jeyzの '59 【 Rag Player 】です。
2001 Kick Offです。_e0097338_20595555.jpg

こちらも当時無敵だったように記憶してます。
2001 Kick Offです。_e0097338_2143379.jpg

 もうこの車から発せられるオーラと
いいましょうか、何でしょう・・。
シビレます。

 デビューはたしか'00だったと思います。
その年のショーでは、【 Best in Show Cars 】1位を
2回獲得し、ローマガベストカーにも選ばれています。

 全身にMr. DOCのグラフィックスをまとい、
アンダーは全てスベスベお肌。
エンジンはカプリス400ベースでカリカリ。
内装もオリジナル風でヤリヤリ。
ハイドロもコンプレッサー付きクローム4ポンプ 。

別に私は「Jeyz」のマワし者ではありませんが、本当にJeyzの車はキマッテました。

このショーでは過去に、ローマガの表紙を飾った車が10台程まとめて展示してありました。
他にはハデハデ'60ベルエア【 クリスティーンアゲイン 】、モコモコインテリアの'59
【 ジェーン'59 】等々・・・。
とても個性的な車が、まだ比較的観れた時期だったのかな。


 で、もう一台です、
Craps '61 【 Private Dance 】です。
2001 Kick Offです。_e0097338_2133974.jpg

2001 Kick Offです。_e0097338_21384567.jpg
こちらも素晴らしい一台です。
たしかローマガの見開き【Low Rider of The Month】
にも載ってましたね。
なんといってもこのキワドいToyotaのヴィッツ純正
カラーを巧く使って、仕上げています。
もちろん色以外も凝りに凝ってます。
ゴールドの配分もイイ感じです。

シート生地に花柄を選んだり、ラジエターはキャデから
拝借してデュアル電動ファン。
アンダーもこれでもかというくらいにクロームまみれ。
レバー付きハイドロエア、オイルフィルター、
ベンティックスアキュムレーター等のOG三昧の
トランクルーム等、印象深いインパラでした。

  
 ・・・が、・・・・・
何ヶ月か前にヤフオクに出品されていたのは、私の気のせいでしょうか・・。


 最後に野外にて行なわれたホッピングをさらりと・・・。


私はホッピングは嫌いではありませんが、コンペに出場している車にはあまり関心が
ありません。
まぁ観ていてとても楽しいんだけどね。
・・でこの時は結構雨が激しく降っていたんだけど、後半はすっかり止んで何気に
楽しみにしていた、題して【ローマガ編集長VSカリスマ多喜の髪切りデスマッチ】
というのがありました。
何の事だか知らない人の為に説明すると、'00暮れにMMで多喜氏が挑んだ
「2スイッチバンパーヒット」でローマガ編集長に敗れ、この日がリベンジ
だったのです。
確か多喜氏が勝ったら、編集長の座を奪うとかなんとかだったような気がします。
結構注目度高かったんですよ、これが!
で、多喜氏のグランドマーキスが会場に入るとみんな真剣な眼差しで、一面
緊張の空気が張りつめていました。

 しかし多喜氏はなんの合図も無く、スイッチを何回か軽く打ち、『 どう? 』・・みたいな
問いかけ・・・。
司会者も判断に困り、オーディエンスに判断を仰いだが、客もなにがなんだか
よくわからない様子・・・。 実際今イチな跳び具合・・・。
多喜氏は再度スイッチを要求され受け入れるが、ポンプのキーが破損したらしく
交換しだした・・・。 
ここでシラケて客はゾロゾロと屋内へ・・・。
私はまだ遠くで見守っていたが、会場は結構ガラガラ・・・。

 そして再度スイッチを打つが、これまたなんともいえない感じ・・・・。
ガラ〜ンとした会場は完全にシラケムード。

 なんとも歯切れの悪い結末でした。


 とまぁこんな感じで【旧きを訪ね、新しきを知る】ではありませんが、過去のショーの
様子等もアップしていきたいと思います(そんなに昔じゃないけど・・・)。

# by dms74caprice75 | 2006-10-07 22:48 | Lowrider