2010年 06月 22日
WOODY






現車は、某県某アメ車屋さんで在庫、もしくは下取りとして管理していた模様で、名義もそのクルマ屋さんになっていました。










ボディーカラーその他内外装に関しては、まず選べる状況ではないことは十分承知していたので、機関系が信用出来るタマの新並フルノーマルのみを条件に探して頂いたのですが、なんとまぁドンピシャのホワイトのウッディでベージュ内装という、完璧に私の条件に当てはまるクルマでした。











運命の赤い糸は、女ではなくクルマに結ばれていたような気さえしてきます(汗)











実際に購入に至った訳ですが、いくら新並フルノーマルとはいえ、15年落ちのポンコツになんら変わりありません。距離も立派に10万オーバー。
普通のクルマの中古車として考えたら、もう見向きもされない感じでしょうか。










しかしながら、新車から国内で登録されているので、メーターが戻されている可能性も比較的低いゆえ、このメーターが本物だったら、15年落ちにしては少ない方。 最後の2年間は1万キロ程しかメーターが進んでいません。 
これが中古並行だった場合、CARFAXもイマイチあてに出来ないし、その素性を伺い知るには経験豊富なプロ同伴で、そうとう丹念に下見をしていかないとその判別は困難極まりないことは明らかです。










まぁ、どちらにせよ、このポンコツを普通の中古車レベルまでもっていくのに、ある程度の予防的処置も含めた手入れが必要になってきます。










そこで、今一度このクルマをよ〜く観察してみる。










もう最高!これはヤバい! というこのクルマのイイところ。



*新並フルノーマル
*WOODY ワゴン
*最終(前期)
*ヘンな改悪(スムージング、社外ステアリングの装着、意味不明のクリアレンズ装着等)がほぼない
*モール、ルーフレールが全て残ってる
*機関系調子良さそう
*アンダースーパークリーン♪
*レンズ類純正装着
*エアコンまで効いちゃう
*オーナーズマニュアル(本国版)付き
*なんとボンネット、ルーフに至ってはオリジナルペイント







う〜ん、ちょっと ...という微妙なところ。





*シートポケットに、チャイルドシートの取説が入っていた(幼児を乗せていた可能性大)
*フロント周りをバラした形跡がある
*ヘッドライトにHIDが装着されている
*中央のパネルを少しカットして、2DINのヘッドが装着されている
*運転席ドアパネル、フロアマット、シートにそれぞれタバコと思われる焦げ穴がある
*純正スチールではなく、ブランドものらしきアルミが装着されている(おなじみのボイドとかではなく、見た目は古くさくてデザインはナイス)
*整備記録簿がない











こんなところでしょうか。










福野礼一郎氏バリに、極上中古車を作る過程でも ...と、一瞬考えましたが、大事な'75年を放ったらかしにしてしまう恐れがあるので、ほどほどにやっていきます。
極上のポンコツレベルくらいに到達出来れば良いのかと。









そんな訳で、まずはお掃除から始めます♪














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初対面の時は、全体的に真っ白というくらい埃っぽかったですが、納車の際に軽く磨いてくれたみたいで、だいぶ奇麗になってます。
しかし、ここからが自分の出番です。
ほんの数時間でしたが、外せるものを外し奥の奥まで手を入れて行きます。














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上っ面半分が終わった感じです。 このエンジンルームの掃除はヒジョーに重要で、この年代のコンピュータ仕掛けのエンジンルームに抵抗がある自分にとっては、掃除しながら隅々まで見渡すと、様々な発見をすることが出来ます。
コンディションの推察、コネクターの外れ、錆び、配線の劣化、油脂類のリーク、各部の痛み具合など、ただ観察しているだけでは見つけられないような発見をすることが可能です。 1〜2時間のセットを、あと4〜5回もこなせば、極上ポンコツになれるでしょう。










そして、なんとなくツラの合っていないヘッドライトの調整。






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写真だとそんなに感じませんが、実際に見ると何故??と感じる程に違和感全開です。














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ついでに丸洗いします。 本当は表面の研磨をしたかったのですが、こ日は時間が限られていたので、内部を乾燥させてひとまず終わり。














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まぁ、こんなもんでしょうか。 ライトを合わせるだけのことで、バンパーやら何やら色々な所を触るハメになりました。 














そして、中古車を自宅に迎えて最初にするべきこと。














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このドス黒い水。 何をしたかというと、フロントのシート2つを擦ったらこうなりました。
家庭用洗剤を溶かした水に、マッサラな白いタオルを浸し、固く絞ってファブリックシートをトントンしていきます。 ここまで黒くなるのに10分もかかってません。
本革、モケット問わず、中古車は距離や年数にもよりますが十中八九この状態です。 こんなもんに座ってクルージングなんて最悪ですね。何年も洗濯していない服を着ることを想像すれば、これがどれほど重要な作業かはお分かりになると思います。
この掃除を終わらせない限り、隣に誰かを乗せることなんて出来ません。


この程度の洗浄でこれだけの汚れが取り除けます。 見た目にはほとんど変わりませんが、実はシートの手触りが激変します。 なんとなくベタベタ感があって、どんよりしたシートの表面が、本当にソフラン仕上げのふわふわサラサラになって蘇ります。
是非、一度試してみてください。
注意点としては、あまり擦りすぎないことと、洗剤液は極薄く使うことです。 洗剤分がシートの生地に残ると、その後異臭の原因にもなりかねないのと、すすぎが永遠に終わらないからです。
今回はちょっと濃いめに洗剤を使ったので、洗剤で一回拭いて、すすぎは7〜8回拭きました。 結構萎える作業ですが、結果を考えればそんなに苦にはならないはずです。


終了後は窓全開でしばらく放置し、ある程度表面が乾いてきたら今度はエアコン全開で、室内を乾燥させます。 そして近所を軽く一周♪ 
まるで違うクルマのシートに座っているかのように、その感触の激変ぶりに驚かされます。 匂い、手触り、極上中古車レベルです。


本当は、シートを外してドバドバ水をかけての本格的な洗濯をしたかったのですが、今のこの風呂場のような湿度の時期では、内部まで乾燥させるのが困難と思い、しばらくはこの手段で何回かに分けて掃除していきます。 




Keep rollin' . . . .


English Here


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by dms74caprice75 | 2010-06-22 01:29 | 1995


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