2006年 11月 03日
悲しい現実




貴重な車が....





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お世話になっているショップに最近出向いたところ、悲しい現実を聞かされてしまいました。


自分が今のカプリスを購入した当時、とても完成度の高い'76Coupeがデビューしたんですが、3年程前にそのオーナーが車両を売却するとの事でショップを訪れた時に直接お話する機会がありました。

実際にそのオーナーが車両を保管している所まで一緒に行き、実物を拝見させて頂きました。
比較的人気はある車種とはいえ、少数派ゆえに同型車種のオーナーとはなかなか話す機会
がなかったので、とても楽しいひと時でした。

フレームもしっかりペイントされ、ボディーの腐り等は全く無く、欠品レスでコンディションは抜群。
そしてこのCoupeの見せ場は凄まじいエンジンにありました。

そのオーナーは当時同時期にデビューした'59 「Rag Player」のエンジンに対抗すべく、かなりエンジンに重点を置いて製作にあたったようです。








 『同じカプリスでこんなに凄い奴がいたんだ...』









その時は、ただただ圧倒されっぱなしでした。

カプリス談義に花を咲かせていましたが、自分はここまでして創った車を売却してしまう事にとても違和感を感じ、絶対に手放さないで欲しいとお願いしました。
これを手放したら、どんな人間の手に渡ってしまうか分からないし、インパラならともかくカプリスクーペでは今まで費やした金額の半分も回収出来ないのは明らかでしたから...。

でも仕事の都合でなかなか車に乗れない事情があるらしく、売却はやもう得ない選択みたいでした。
本人もかなりカプリスに対しての思い入れは強かったので、苦渋の決断だったろうと思います。






 
月日が経ち、とうとう悪い予感が的中してしまいました。







全くLowriderに、そして車自体に理解の無い人の手に渡ってしまったのです。
その後ここでは省略しますが、とんでもない事が起こってしまい、結果......


部品取りにもなれない程に変わり果てた姿になってしまったのです。
事故ならまだしも......

 
もう自分が憧れを抱いていたあのCoupeは、存在すら無くなってしまったのです。

限りある基調な文化、芸術を無知な人間の手によって破壊されてしまうのはとても心が痛みます。

車である以上、事故は避けられないリスクとして常に付きまといますが、せっかく海を渡ってきた貴重な車を、この世界に関わる人間全てが責任を持って後世に残す義務があると思います。

 






 
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こんな事を見るのはこれで最後にしたいもんです。
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by dms74caprice75 | 2006-11-03 03:44 | Sick This Motherf***


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